美容院で白髪染めする頻度や頼み方は?色を長持ちさせるコツ
少しずつ白髪が気になり始めて、そろそろ美容院での白髪染めを検討している方もいるでしょう。白髪は顔周りの印象に影響を与えることから、清潔感が重視されるビジネスシーンのために白髪染めをする人が多くいます。この記事では、男性が身だしなみを整えるために、美容院で白髪染めのメニューを頼むときのポイントや、染めた髪色を長持ちさせるコツを解説します。
美容院で初めてのメニューを利用するときは、どんな風に依頼すれば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。白髪染めは、市販のメンズ向け白髪染め用品を使って、ご自宅でセルフカラーを行う方法もあります。美容院での白髪染めのほかに、市販品を使う選択肢もぜひチェックしてみてください。
目次
美容院で白髪染めをするときの基礎知識
初めに、美容院で白髪染めをする際に押さえておきたい基礎知識をご紹介します。白髪染めをする頻度や、美容師への上手な頼み方をお伝えするため、美容院へ行く際の参考にお役立てください。
白髪染めのおすすめ頻度は?
白髪染めをする頻度は、年齢や白髪の量によって異なりますが、髪の毛は月平均1~1.5cm伸びます。そのため基本的には3週間~1ヶ月に1回の頻度で染めることがおすすめです。白髪染め商品自体は白髪が気になったら、いつでも使用することが可能です。
白髪染めの上手な頼み方は?
美容院で白髪染めをオーダーするときに大切なのは、なりたい「髪色」と「イメージ」を事前に考えておくことです。
白髪染めにはさまざまな髪色の選択肢があります。たとえば、地毛に近い自然な髪色のほかに、明るめの髪色や、深みのある暗めの髪色などのカラーバリエーションが用意されています。このほかにも、白髪を活かしてあえてグレーに染める「グレーヘア」を選ぶことも可能です。さまざまなカラーの中で、どの髪色が自分の理想に近いのかを考えてみましょう。また、美容院ではカラーリングと併せてメンズカットも行います。どんな髪型を選ぶかによって印象が大きく変わります。これまでのヘアスタイルと大きくイメージを変えたいなら、「若々しい雰囲気」や「ダンディな雰囲気」のように、なりたい方向性を決めておくと良いでしょう。
なりたい髪色とイメージが決まったら、当日美容師に希望を伝えます。たとえば「白髪染めで、髪色は地毛に近い自然な色、長さはビジネスシーンに合うショートでお願いします」といった形で具体的にオーダーするのがポイントです。理想に近いヘアスタイルの写真があれば、美容師に見せることでより希望が伝わりやすくなります。理想のヘアスタイルが思い浮かばないときや、自分に似合うヘアスタイルを提案してもらいたいときは、美容師と相談しながら決めることも可能です。その場合は、「仕事のために清潔感のある髪型にしたいのですが、どんなスタイルがおすすめですか?」といった形で相談内容を決めておきましょう。
美容院で白髪染めをするメリットと注意点
美容院で白髪染めをするメリットや、注意点をお伝えします。白髪染めは、市販の白髪染め用品を使って染める方法もあります。美容院での白髪染めと比較して、自分に適した方法をお選びください。
メリット
美容院で白髪染めをすると、プロの技術で白髪染めをしてもらえるのがメリットです。また、美容院ではプロに直接相談できるため、理想のヘアスタイルがわからないときでも、カウンセリングを受けながら自分に合った髪色を提案してもらえます。初めての白髪染めで不安がある方や、プロに相談しながら自分に合うヘアスタイルを見つけたい方は、美容院で白髪染めをすると良いでしょう。
注意点
美容院で白髪染めをする際、最初のオーダーで自分の希望をしっかりと伝えられなければ、理想と違う仕上がりになってしまうおそれがあります。失敗を避けるためにも、オーダーで具体的な要望を伝えて、美容師とのすり合わせを行うことが大切です。また、美容院では白髪染めと組み合わせてスカルプケアやトリートメントなどのオプションメニューを提案される場合があります。人からのおすすめを断るのが苦手な方は、気乗りしないメニューを受けてしまうこともあるでしょう。
白髪染めは、美容院のメニューを利用するほかに、市販の白髪染め用品を使うという選択肢もあります。メンズ向けの白髪染め用品は、ご自宅でもきれいに染められるように、使いやすさの面で工夫されているのがポイントです。クリームタイプのカラー剤をヘアブラシでとかすように塗るだけで、短い放置時間でしっかりと白髪を染められる商品もあります。白髪が気になり始めたら、ご自宅でのお手入れも検討してみましょう。
白髪染めの色を長持ちさせるためのコツ
せっかく染めた白髪染めの色を長くキープするには、日頃からどんなことに気をつければ良いのでしょうか。最後に、白髪染めの色を長持ちさせるコツをお伝えします。
トリートメントをする
白髪染めをした後は、できるだけ毛髪を傷めないように、毎日のヘアケアでトリートメントをすることが大切です。トリートメントには、髪の表面にあるキューティクルを保護して、摩擦から守る役割があります。キューティクルが傷つくと、髪のツヤが失われたり、染料や色素が流れ出したりしやすくなるため注意が必要です。なお、市販の白髪用の「カラートリートメント(カラーリンス)」を使うと、髪にツヤを与えながら色あせをカバーできます。カラートリートメントには髪の表面とやや内側を染める効果があるので、美容院で白髪染めをする間にきれいな髪色を長持ちさせたい方におすすめです。
髪へのダメージを避ける
紫外線は髪や頭皮にダメージを与えます。それだけでなく、白髪染め後の変色を起こす可能性もあるためご注意ください。白髪染めの色味の中でも、マット系やアッシュ系を含む寒色系のカラーは、紫外線の影響を受けて色素の一部が変化することがあります。紫外線の強い季節は、帽子や男性用日傘などを活用して、髪へのダメージを避けるために工夫しましょう。
白髪染めは美容院に限らずセルフカラーも検討しましょう!
ここまで、美容院で白髪染めをする頻度や、美容師へのオーダー方法について解説しました。美容院で白髪染めを行う場合、理想の仕上がりを実現するには、事前になりたい「髪色」と「イメージ」を決めておきましょう。あるいは、自分に似合うヘアスタイルを、カウンセリングで美容師に相談することもできます。
なお、白髪染めは美容院だけでなく、市販の白髪染め用品を使って自宅で染める選択肢もあります。簡単に使えるカラー剤も販売されているため、ぜひセルフカラーも検討してみてください。白髪が気になり始めたら、自分に合った方法で染めて、清潔感のあるヘアスタイルに仕上げましょう。