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「白髪を抜く」はNG!リスクと正しい白髪対策・おすすめ白髪染め方法を解説

白髪を抜くのはNG?デメリットや増やさないための対策

白髪を見つけると、つい抜きたくなってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。普段からヘアスタイルを含めた身だしなみを気にする男性なら、白髪を放置することはできるだけ避けたいと考えることでしょう。しかし、多くのリスクが潜んでいるため、白髪を抜くのはできるだけ避けることが賢明です。

本記事では「白髪を抜く」ことで頭皮や毛髪にどのようなことが起こるのか、それを踏まえなぜNGなのかを解説しながら、抜かずにできる白髪ケア方法やおすすめの白髪染め商品を使った対処法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

白髪を抜くとどうなる?知っておくべき注意点とその理由

なぜ、白髪を抜くのがNGなのでしょうか。起こり得る注意点として、主に次のようなものが挙げられます。

・ 毛量が減る
・ くせ毛になる
・ かゆみが出る

毛髪を抜く行為、またそれを繰り返すことは、毛根へのダメージにつながります。傷ついて変形した毛穴から再び毛が生えてくるため、くせ毛になる可能性も。さらに、頭皮に負担がかかって炎症が生じ、かゆみを引き起こすこともあります。そして、かゆみが我慢できずにかきむしることで赤みが発生するなど、さまざまな注意点につながってしまうのです。

白髪を抜いた際に頭皮で起こっていることのイメージ

なお、よく知られる「白髪を抜くと増える」という俗説は迷信であり、科学的根拠がありません。上記の通り、白髪を抜いた後に生える髪はくせ毛になりやすく目立ちやすいことから、白髪が増えたように感じる可能性があると考えられます。

白髪を抜かずに目立たなくする方法|切る・染める・グレーヘア活用

白髪が気になっても抜くのはNGとなると、どう対処すればいいか迷ってしまう方も多いでしょう。そんな方のために、抜かずに白髪を目立たなくする3つの対処法をご紹介します。

ハサミで切る

白髪の本数が少ない場合は、ハサミで根元から切る対処法がおすすめです。眉用などの小さいハサミを使い、周りの黒髪を切らないように注意しながら白髪のみをカットしましょう。

▼メリット

  • ・ 頭皮や毛根へのダメージが少ない
  • ・ すぐに対処できる
  • ・ お金がかからない

▼注意点

  • ・ すぐに伸びてくるため、定期的なケアが必要
  • ・ 切り残しやすい
  • ・ 周りの黒髪を切らないよう注意が必要

▼こんな人におすすめ

  • ・ 白髪がまだ少ない人
  • ・ 白髪を手軽に目立たなくしたい人
  • ・ お金をかけたくない人

白髪を染める

市販の男性向け白髪染め用品を使ってカバーする方法です。ヘアカラーのほか、カラーリンスなどのアイテムでも気になる白髪を目立たなくできます。

白髪染め(白髪用ヘアカラー)

白髪用ヘアカラーは、染毛と脱色を同時に行うことで、髪の内部にしっかりと染まる仕組みです。色持ちは2~3ヶ月で、黒髪に染めるだけでなく、地毛よりも明るい茶髪に染めることも可能です。なかには、薬剤をムラなく塗布しやすいブラシ付きの商品もあります。

▼メリット

  • ・ 1回でしっかり染まり、カラーが2〜3ヶ月長持ちする
  • ・ 黒髪にするだけでなく、地毛より明るい色に染めることもできる
  • ・ 商品のタイプやカラーが豊富

▼注意点

  • ・ カラーリンスに比べると頭皮や髪に負担がかかる
  • ・ パッチテストが必要で、手間に感じることがある
  • ・ 一度染めると2〜3ヶ月は色を変えられない

▼こんな人におすすめ

  • ・ きちんと白髪を染めたい人
  • ・ 日々忙しく、1回あたりの手間はややかかってもケアの回数を抑えたい人
  • ・ 髪全体の色を明るく変えたい人

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白髪用カラートリートメント(カラーリンス)

カラートリートメント(カラーリンス)は、髪の表面とやや内側を染める仕組みです。シャンプーの後に使うトリートメントを白髪用トリートメントに置き換えることで、日々のバスタイムで白髪を少しずつ染められます。複数回使用すると徐々に染まっていき、白髪用ヘアカラーで染めた後のメンテナンスとしてもおすすめです。色持ちは1~2週間で、使用を中止すると徐々に元の髪色に戻っていきます。

▼メリット

  • ・ 白髪用ヘアカラーよりも頭皮や髪へのダメージが少ない
  • ・ 少しずつ自然に染まる
  • ・ 普段のトリートメントに置き換えるだけでよく手軽

▼注意点

  • ・ 色持ちは1~2週間ほど
  • ・ 使用を中止すると徐々に元の髪色に戻る
  • ・ 白髪染め(ヘアカラー)のようにしっかりは染まらない

▼こんな人におすすめ

  • ・ 手軽に白髪を目立ちにくくしたい人
  • ・ 頭皮や髪へのやさしさを重視したい人
  • ・ 少しずつメンテナンスし、自然に仕上げたい人

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グレーの色みをプラスする

もし白髪の量が増えてきて、切るなどの対応が難しい、白髪染めで急に印象が変わるのも避けたいとなった場合、「グレーヘア」の選択もおすすめです。年齢相応のダンディな魅力があるヘアスタイルに仕上がることから、最近は白髪を黒髪に染めるのではなく、あえて自然なグレーに整える男性も増えています。市販の男性向け白髪染め用品のなかには、白髪を活かしつつグレーの色みに整えるヘアカラーやシャンプーもあるため、お好みでグレーヘアも検討してみてはいかがでしょうか。

▼メリット

  • ・ 落ち着いた清潔感のある印象になる
  • ・ 白髪が新たに生えてきても根元の白髪が目立ちにくい
  • ・ 白髪染めしたことを周りに気づかれにくい

▼注意点

  • ・ すでに白髪染めをしている場合は、伸びてきた白髪を徐々にグレーに染めていく段階が必要
  • ・ 専用の商品を使う必要がある
  • ・ 白髪が少ない場合は、暗めに仕上がってしまう。

▼こんな人におすすめ

  • ・ 多い白髪の印象を抑えたい人
  • ・ あえて真っ黒に染めたくない人
  • ・ 若々しさだけでなく、落ち着きも演出したい人

メンズビゲン グレーヘア

男性向け白髪染め用品を使った白髪染めやグレーヘアについては、以下のQ&Aページでも詳しく解説しています。男性の白髪染めに関する疑問は、ぜひ下記もご覧ください。

白髪染めやグレーヘアについてよくある質問

動画でも白髪対策

男性の白髪対策について、動画でも解説しています。メンズビゲン公式YouTubeチャンネルでは、専門家のアドバイスから白髪対策アイテムの効果的な使い方、白髪にまつわるお悩みクイズまで、大人の男性の白髪対策に関するコンテンツを公開しています。正しい知識で、より適切な対策を!

白髪対策動画のイメージ

【クイズ】白髪を抜くことで起こるリスクは?メンズビゲンワンプッシュの放置時間は? 

白髪を増やさないための日常生活での対策

白髪対策のためにできること

白髪が気になり始めたら、髪の毛を健やかに保つ生活習慣を意識しましょう。下記の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

男性の白髪対策完全ガイド|原因・予防・おすすめケア&白髪染めの選び方

・ ストレスを溜め込まず、睡眠時間を確保する
ストレスを受けると自律神経のバランスが崩れ、色素幹細胞が減少するとされています。できるだけストレスを溜め込まないよう、自分なりの息抜き方法・ストレス解消法を決めておきましょう。ストレッチなどの軽い運動は、血行促進にもつながるとされているため、特におすすめです。

また、心身をリラックスさせるためには睡眠をしっかり取ることも大切。ただし、適正な睡眠時間には個人差があるため、自分にとって適切と思える時間を確保することと、睡眠後の休養感(休養ができている感覚)を重視しましょう。

・ 頭皮マッサージをする
頭皮を健やかに保つために、頭皮マッサージをするのもおすすめです。マッサージによって血行が促進され、必要な栄養が頭皮に届きやすくなります。シャンプーやブラッシングの際に、毎日の習慣として続けてみましょう。

・ 健康的な食生活を心掛ける
バランスの偏った食生活は、白髪や抜け毛の発生に影響すると考えられています。日々の食事では、栄養バランスを考慮するとともに、髪によいとされる栄養素を意識して摂るとよいでしょう。白髪予防のためにも、下記の栄養素をバランスよく取り入れてみてください。

  • ・ タンパク質:卵、鶏ささみ、しらす、カツオ、大豆製品など
  • ・ 亜鉛:牡蠣、ウナギ、イワシ、レバーなど
  • ・ ビタミンB12:しじみ、アサリ、海苔、レバーなど
  • ・ 銅:イカ、タコ、レバー、大豆製品など

気になる白髪は抜くのではなく男性向け白髪染め用品で対処を!

白髪対策を行った男性

ここまで、白髪を抜く注意点や、白髪を抜く以外の対処法、白髪を増やさないための対策までお伝えしました。白髪を抜くと、頭皮や髪にダメージを与える可能性が考えられます。白髪が気になるときは根元からハサミで切るか、市販の男性向け白髪染め商品を活用して対処しましょう。一般的な白髪用ヘアカラーやカラーリンスのほか、グレーヘア用のヘアカラーという選択肢もあります。記事でご紹介した方法を参考に、白髪が気にならない清潔感のある髪型を目指しましょう。

監修者
宇井千穂 ChihoUi M.D.
医療法人社団千郁会 理事長
やさしい美容皮膚科・皮フ科 秋葉原院 院長

メンズビゲン

メンズビゲン 編集部

この監修者のHPはこちら

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