男性の白髪染め完全ガイド|メーカーが教える選び方・使い方・おすすめ商品5選

鏡を見るたびに増える白髪…気になるものの、そのために美容院に行くのは億劫だしもったいない…。とはいえ、いざ自分で染めてみようと思っても、どの白髪染めを選べばいいかわからない…。そんなお悩みを抱えていませんか?
この記事では、自宅で白髪染めをしたい男性へ向けて、男性向けの白髪染め商品の選び方をメーカー目線でご紹介。目的別のおすすめの商品や、使用にあたってのメリット・デメリットなども詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
男性の「身だしなみ」「自分磨き」ニーズの拡大と白髪染め
男性の美容に対する意識は年々高まっており、実際に男性化粧品の市場規模はここ数年、成長傾向にあります。購入されるアイテムとしては現状スキンケア関連のものが多いものの、多様な価値観の浸透などを背景に、身だしなみとしてだけでなく、自己表現やファッションとしてメンズ美容がさらに広い領域に拡大していくことが予想されます。近く、自分磨きの一環として白髪染めをポジティブに楽しんでいきたいという方が増えていくかもしれません。
男性用白髪染めの種類と選び方
市販の男性用白髪染め商品は、染まり方の「種類」と「カラー」の、大きく2つの軸で分類されています。ご自身の頭皮・頭髪の状態や、仕上がりのイメージなどから、それに合ったアイテムを選択していきましょう。
肌悩みや手軽さで白髪染めの種類を選ぼう
自宅で使える男性用白髪染めの商品には、主に「白髪用ヘアカラー」「白髪用カラーシャンプー・カラーリンス」「ヘアマニキュア」「一時着色料(ヘアスプレー・ヘアマスカラ)」の4種類があります。
それぞれ染まり方や使い方に違いがあり、白髪に対してどのようにアプローチをしていきたいかというニーズに即したものとなっています。まず、次のチャートでご自身の考えに合うものを確認してみましょう。

4種類のアイテムの細かな特徴については次のとおりです。
カラーを長持ちさせたいなら白髪染め(白髪用ヘアカラー)
白髪染め(白髪用ヘアカラー)は、毛髪の内部に色素を入れて染めるタイプのアイテムです。髪全体をムラなくしっかり染めることができ、1回の使用で約2~3ヶ月色持ちします。また、カラーバリエーションも豊富で、現在の地毛の色より暗い色はもちろん、明るい色に染めることも可能です。

▼メリット
- ・ 1 回でしっかり染まり、カラーが 2~3 ヶ月長持ちする
- ・ 地毛より明るい色に染めることもできる
- ・ 商品のバリエーションや色展開が豊富
▼デメリット
- ・ カラーシャンプーやカラーリンスに比べると頭皮や髪に負担がかかる
- ・ パッチテストを行う必要があり、やや手間に感じることもある
▼こんな人におすすめ
- ・ 一度でしっかり染めたい人
- ・ 美容院で頻繁に染め直しをするのが面倒な人
- ・ 好みの髪色を選びたい人
- ・ 日々忙しく、一度の手間はややかかってもケアの回数を抑えたい人
▼使い方
STEP①
ムラにならないよう、乾いた髪に塗布していく
STEP②
指定の放置時間、待機する
STEP③
よくすすぎ、普段使っているシャンプーとリンスで仕上げる
自然な見た目を重視するなら白髪用カラーシャンプー・カラーリンス
白髪用カラーシャンプー・カラーリンス(トリートメント)は、シャンプーやリンスに色素が入ったタイプのアイテムです。日々のお風呂でのヘアケアのついでに白髪のケアができます。使用のたびに少しずつ色づき、徐々に白髪が目立たなくなっていくのが特長です。特にカラーリンスは、トリートメント効果でキューティクルを保護し、髪や頭皮をいたわりながら白髪のケアができ、自然に仕上がるのも魅力の一つです。

▼メリット
- ・ 白髪用ヘアカラーよりも頭皮や髪へのダメージが少ない
- ・ 少しずつ自然に染まるから、急に変化した印象がない
- ・ 普段のシャンプー・トリートメントを置き換えるだけでよく手軽
▼デメリット
- ・ 使用を中止すると徐々に元の髪色に戻る
- ・ 白髪染め(ヘアカラー)のようにしっかりは染まらない
▼こんな人におすすめ
- ・ 髪をいたわりながら白髪をケアしたい人
- ・ 白髪染め後の急な印象の変化が気になる人
- ・ 手軽に白髪を目立ちにくくしたい人
▼使い方(シャンプー)
STEP①
髪をよく濡らし、汚れを落とす
STEP②
適量のシャンプーを手に取り、泡立てる
STEP③
泡を髪全体に広げ、揉み込むようになじませる
STEP④
指定時間放置し、しっかり洗い流す
▼使い方(リンス)
STEP①
シャンプー後、タオルで水気を取る
STEP②
適量のリンスを手に取り、髪全体に塗布する
STEP③
指定時間放置し、しっかり洗い流す
ダメージが気になるならヘアマニキュア
ヘアマニキュアは、毛髪の表面をコーティングするタイプのアイテムです。白髪に色みとツヤをプラスできます。髪のパサつきや傷みなどダメージが気になるときでも使いやすいのが魅力です。色持ちは約3週間~1ヶ月程度のものが多くなっています。

▼メリット
- ・ ダメージが気になる髪にも使いやすい
- ・ 色みだけでなくツヤもプラスできる
- ・ 髪の表面をコーティングする染め方であるため、ヘアカラーよりも比較的簡単にカラーチェンジしやすい
▼デメリット
- ・ 白髪用ヘアカラーと比べて髪色が長持ちしにくい
- ・ 地肌につくと落としにくい
- ・ ヘアマニキュアを塗布した部分には、他の白髪染めが入りにくくなる場合がある
▼こんな人におすすめ
- ・ 髪のパサつきや傷みが気になる人
- ・ 髪や頭皮への負担を抑えたい人
- ・ 自然なカラーを楽しみたい人
▼使い方
STEP①
適量のヘアマニキュアをクシやブラシに取り、乾いた髪全体に塗布する
STEP②
指定の放置時間、待機する
STEP③
よくすすぎ、普段使っているシャンプーとリンスで仕上げる
1日だけ白髪を隠すなら一時着色料
一時着色料(ヘアスプレー・ヘアマスカラ)は、部分的な白髪を一時的に着色してカバーするタイプのアイテムです。白髪の表面に色素を入れることで目立たなくし、洗髪をすると落ちます。外出時など、白髪が気になったタイミングでさっとケアをしたい際に便利です。

▼メリット
- ・ その場で塗ってすぐに白髪を隠せる
- ・ シャンプーで簡単に洗い流せる
- ・ 髪の表面に物理的に着色するため、髪や頭皮へのダメージがほぼない
▼デメリット
- ・ 洗髪すると落ちため、カバーできるのは1日のみ
- ・ 固まりやすく、不自然な仕上がりになってしまうこともある
- ・ 雨や汗で落ちてしまい、衣類を汚すおそれがある
▼こんな人におすすめ
- ・ 一時的に目立つ白髪をケアしたい人
- ・ 白髪の量が少ない人
- ・ 毎日隠す必要はなく、気になるときにだけカバーしたい人
- ・ 生え際などの白髪隠し(リタッチ)をしたい人
▼使い方
STEP①
白髪が気になる部分に、スプレーやマスカラを塗布する
STEP②
塗布後、数分間放置して乾かす
STEP③
1日の終わりに、シャンプーで洗い流す
カラーは地毛や白髪の量で選ぶと失敗なし
それぞれの白髪染め商品は、複数のカラーバリエーションがあることが一般的です。地毛の色や白髪の量などに合わせて、適切な色を選ぶコツを押さえておきましょう。
・ 黒髪が多い場合は地毛に近い色を選ぶ
黒髪が多い場合は、地毛に近い色を選びましょう。白髪が目立たなくなり、自然に若々しい印象に仕上がります。
・ 白髪が多い人は、希望の色よりも一つ暗めのカラーを選ぼう
黒髪よりも白髪の割合が多い場合は、理想の仕上がりよりもワントーン暗めのカラーを選ぶのがおすすめです。白髪が多いと明るめに仕上がりやすいため、やや暗めを選ぶと自然に仕上がりやすくなります。
・ 迷ったらアッシュカラーがおすすめ
色選びに悩んだら、アッシュカラーを選択肢に加えてみてください。アッシュには「青」と「緑」の色素が含まれており、それぞれの補色にあたる「赤」「黄」を中和する作用があるとされています。そのため、日本人の髪悩みとして多い「赤み」や、白髪染め後に生じやすい「黄ばみ」を抑える効果が期待できるでしょう。
・ 白髪を活かすならグレーヘアがおしゃれ
最近では、あえて黒髪にせずに白髪を活かす「グレーヘア」にする男性も増えています。品のよさや落ち着きを演出し、年齢を魅力に変えるような仕上がりとなります。また、新たに白髪が生えてきても目立ちにくいというメリットも。
なお、メンズビゲン公式YouTubeチャンネルでは、白髪染めアイテムの選び方について動画で解説しています。こちらもぜひご覧ください。

【白髪染めの選び方】市販メンズ白髪染めカラー おすすめの選び方ポイント!
男性用白髪染めおすすめランキング
ここからは、メンズビゲンの白髪染め商品を人気ランキング形式でご紹介します。メンズビゲンには「白髪用ヘアカラー」と「白髪用カラーリンス」の種類があるため、目的に合わせて選んでください。
1位:メンズビゲンワンプッシュ

| 種類 | 白髪染め(白髪用ヘアカラー) |
| 分類 | 医薬部外品 |
| カラーバリエーション | 全6色 ・ライトブラウン ・ナチュラルブラウン ・ダークブラウン ・アッシュブラウン ・ナチュラルシャドウ ・ナチュラルブラック |
| 放置時間 | 5分(ライトブラウンのみ15分) |
| 仕上がりイメージ | ナチュラルシャドウを使用![]() |
| こだわり | 真っ黒にならず、自然な黒髪色に仕上がります。白髪染め初心者の方でも使いやすいカラーです。 |
ワンプッシュボトルからクリームを出して、ブラシでとかすだけで染められる白髪用ヘアカラーです。全体的な白髪も、生え際や分け目の部分的な白髪も、しっかりと染められます。
2種類のクリームが同時に出るため、混ぜる手間がかかりません。クリームには頭髪を保護するトリートメント成分を配合しています。
2位:メンズビゲンカラーリンス

| 種類 | 白髪用カラーリンス(カラートリートメント) |
| 分類 | 化粧品 |
| カラーバリエーション | 3色 ・ナチュラルブラック ・アッシュブラック ・ダークブラウン |
| 放置時間 | 3分 |
| 仕上がりイメージ | ナチュラルブラックを使用![]() |
| こだわり | 毎日のお風呂のついでに使用するだけで白髪染めができます。頭髪保護成分のトリプルアミノ酸を配合しています。 |
毎日のシャンプーついでに手軽に白髪をケアできるカラーリンスです。使うたびに徐々に白髪が色づいていき、髪や地肌をいたわりながら白髪を目立たなくできます。日々使用して仕上がりを確認しながら、自然な髪色に仕上げられるのが魅力です。
3位:メンズビゲングレーヘア

| 種類 | グレーヘア用白髪染め(白髪用ヘアカラー) |
| 分類 | 医薬部外品 |
| カラーバリエーション | 2色 ・ナチュラルグレー ・ダークグレー |
| 放置時間 | 5分 |
| 仕上がりイメージ | ダークグレーを使用![]() |
| こだわり | 簡単ワンプッシュ。クシに出してとかすだけで清潔感のあるグレーヘアに仕上がります。 |
あえて白髪を活かし、自然なグレーに染める白髪用ヘアカラーです。大人の男性らしい年齢相応の魅力あふれる、ナチュラルで清潔感のあるグレーヘアに仕上げられます。白髪の量が黒髪よりも多い方におすすめです。退色時の赤みを抑える処方に加え、毛髪保護成分とうるおい成分も配合しています。
4位:メンズビゲンTAKUMI

| 種類 | 白髪染め(白髪用ヘアカラー) |
| 分類 | 医薬部外品 |
| カラーバリエーション | 3色 ・ダークブラウン ・アッシュブラウン ・ナチュラルブラック |
| 放置時間 | 10分 |
| 仕上がりイメージ | ナチュラルブラックを使用![]() |
| こだわり | 無香料タイプのヘアカラー。ヘアカラーのツンとしたニオイがありません。 |
頭髪へのダメージに配慮しながら、しっかりと染められる白髪用ヘアカラーです。ノンアルカリ処方(アンモニア・モノエタノールアミン無添加)の中性タイプヘアカラー。ダメージに配慮しながらも、染まりのよさとムラのない仕上がりを実現します。5つのトリートメント成分として、毛髪保護成分とうるおい成分を配合しているのもポイントです。
5位:メンズビゲンスピーディーⅡ

| 種類 | 白髪染め(白髪用ヘアカラー) |
| 分類 | 医薬部外品 |
| カラーバリエーション | 3色 ・自然な褐色 ・黒褐色 ・自然な黒色 |
| 放置時間 | 5〜10分 |
| 仕上がりイメージ | 自然な黒色を使用![]() |
| こだわり | ヘアカラーのツンとしたニオイがない無香料タイプ。生え際やもみあげにも塗りやすい便利なミニコーム付き。 |
目立ちやすい根元や生え際の白髪を、密着クリームでしっかりと染める白髪用ヘアカラーです。使いやすいブラシでクリームを塗り、放置時間5分でスピーディーに白髪染めができます。必要な分だけ使い、残りは保存できるので、経済的であるのもうれしいポイントです。
動画でも白髪対策
先述のとおり、白髪染めの選び方を含め、男性の白髪対策について動画でも解説しています。メンズビゲン公式YouTubeチャンネルでは、専門家のアドバイスから白髪対策アイテムの効果的な使い方、白髪にまつわるお悩みクイズまで、大人の男性の白髪対策に関するコンテンツを公開しています。正しい知識で、より適切な対策を!

男性に白髪が生える主な原因
そもそもなぜ白髪が生えるのか、その主な原因についても解説します。
髪の毛の色は「メラニン色素」によって決まります。「色素細胞(メラノサイト)」の機能が何らかの原因で低下・停止するとメラニン色素が生成されず、白髪が生じるという仕組みです。また、色素細胞を作り出す「色素幹細胞」を保護する環境がダメージを受けることも、白髪の原因になると考えられています。そんな状況に陥る主な原因を見ていきましょう。
・ 原因① 加齢
年齢を重ねると体の機能低下に伴い、色素細胞や色素幹細胞の働きも衰えるといわれています。その結果、黒髪の元になるメラニン色素が作られなくなると、メラニン色素を含まない白髪が生えるようになります。ただし、白髪が生え始めるタイミングには個人差があるため、特定の年齢を言及することはできません。
・ 原因② 偏った食生活
食事の栄養バランスが崩れると、健康的な黒髪を作るために必要な栄養素を摂取しにくくなり、白髪の発生につながる可能性があります。多忙な現代人は食生活が偏りやすいため、日々の栄養バランスを意識することが大切です。
・ 原因③ ストレス
強いストレスがかかってしまうと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすくなり、色素幹細胞が減少すると考えられています。さらに血管が収縮し、頭皮への血流が悪くなることで髪の毛に栄養が届きにくくなります。
なお、こちらでお話しした内容は、以下により詳細にまとめています。こちらもぜひご覧ください。
男性用の白髪染めに関するよくある質問
最後に、男性向けの白髪染めに関してよくある質問とその回答を、本稿監修の皮膚科医・美容皮膚科医 宇井千穂先生のコメントと共にご紹介します。白髪染めを始める前に、ヘアケアの気になる疑問を解消しておきましょう。
男性用白髪染めと女性用白髪染めの違いは?
白髪染めアイテムは男性用・女性用が市販されていますが、成分や使い方に大きな違いはなく、男女兼用の商品も販売されています。ただし、男性向けの商品はより短髪を染めやすいように設計されており、比較的短時間で染められるものが多い傾向にあります。また、無香料のものも多くなっています。
【宇井先生の一言コメント】
「男女の性差に大きな違いはありませんので、お好きなものをお選びいただけます。女性は香料の好みで選ばれると良いかもしれません。」
男性は何歳ごろから白髪染めをするのが一般的?
白髪が増える時期には個人差があるため、年齢を問わず白髪が気になり始めたタイミングでスタートするとよいでしょう。
【宇井先生の一言コメント】
「白髪になる年齢はその方の持って生まれた髪質や生活習慣により個人差が大きくあります。白髪染めはご自身のタイミングで始めるのが良いでしょう。」
男性が白髪染めをする際の頻度は?
白髪染めをする頻度は、2ヶ月に1回程度がおすすめです。そのうえで、生え際の白髪が気になり始めたらカラーリンスやヘアマニキュアでカバーするといったように、複数のアイテムを併用する方法もあります。
【宇井先生の一言コメント】
「いろいろな白髪染めが出ていますので、基本的には出しているメーカーの使用方法をよく読んで使われるのが良いかと思います。」
男性向けの白髪染め商品で大人の魅力あふれるヘアスタイルに
ここまで、男性用白髪染めの種類と選び方、男性に白髪が生える主な原因など、男性の白髪染めに関する基礎知識をお伝えしました。
市販の男性用白髪染め商品には、「白髪用ヘアカラー」「白髪用カラーシャンプー・カラーリンス」「ヘアマニキュア」「一時着色料」などのさまざまな種類があります。染めたい部分や、ケアの仕方に合わせて商品を使い分けましょう。白髪が気になり始めたら、ご紹介したメンズビゲンの商品をぜひチェックしてみてください。
監修者
宇井千穂 ChihoUi M.D.
医療法人社団千郁会 理事長
やさしい美容皮膚科・皮フ科 秋葉原院 院長





